Downtown LA
Downtown Train

ロケハンの為に夜のダウンタウンへ行ったときの事、あちこちにもう今は使われていない線路や線路跡がたくさんある事に気がついた。

そういえばLAには電車が殆ど走っていない。 中心地であるダウンタウンからハリウッド、そしてロングビーチ向けに、かろうじて数本通っているだけだ。しかも殆どは貨物。

昔良く聞いていたTom Waitsと言うアメリカの歌手の歌で、Downtown Trainってのがあるけど、それは実は70年代のココの話の筈なんだ。

家に帰って近所の老人に立ち話の相手代わりにその事を尋ねてみたら、昔はもっとたくさんの列車が走っていて、僕の住んでいるパサデナ行きの列車などは、その中でも一番古い歴史があったんだそうな。

そういえば、20年代〜40年代(多分戦争が終わる頃まで)くらいまではロスの歓楽街と言えばダウンタウンだったと聞いた事もある。

ブロードウェイ(ニューヨークを懐かしんだのだろうか?)と言う大きな街道に、映画館やお芝居のシアターが建ち並んで、賑わっていたそうだ。

今もその道はあるけど、全てのシアターは閉館してしまって、辺りは浮浪者で溢れている。 僕はこの街からしたら外人だけど、Tom Waitsファンとしては淋しいかぎりだ。

とはいえ、最近新しい都市計画により、ダウンタウンの危険なエリアは一掃され始め、ダウンタウンからなんとサンタモニカビーチまで繋げる列車がすでに半ば完成している。(今はカルバーシティくらいまで建設済み) 。

これを機に、ダウンタウンが新たな進化(復興?)を見せるのか、愉しみになってきた。